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水をつくる社員ブログ 2012年2月

水処理サロン 2012.02.22

 

A : 装置設計担当 42才
T : プラント設計担当 52才
 
A 「Tさんは、水処理で何が得意ですか?」
T 「得意かどうか解らないですが、物理処理や化学処理より、生物処理は計算が出来ない分おもしろくて、好きですね。」
 
A 「でも、生物処理は環境を整えるだけで、処理は原水や微生物に依存しますね?」
 
T 「そうですね。排水では膜分離が出来るようになり20年以上経った事を考えると、環境的には一大変革だったけど、根本的に活性汚泥処理の技術に変化はないですね。 イギリスの100年以上前の初版の報文集を持っていますが、内容は今でも通用しますよ。」
 
A 「へぇ~、建設後のプラントが処理不良になった事とかは無いのですか?」
 
T 「設計時に、その分の安全は見越してはいるけども、色々な事が起こりますね。 特に工場排水では、製品が多様化して、施主側でも排水の基質を予想できない事も 多いですから。」
 
A 「処理対象の有機物分析や、水温、pH、DO、顕微鏡観察等、よく調べてますね? でも、それも環境的な事で、運転の方向性とかは、どうして決めているのですか?」
 
T 「検鏡しても検鏡生物しか見えないし、実際は細菌レベルの検鏡が必要だろうけど そのレベルでは、変異が多くて外形からは判断できない事が多いでしょうね。 私は、呼吸速度を基準にしています。」
 
A 「知ってます。微生物の酸素消費速度ですね。」
 
T 「はい、微生物と対話する簡便な唯一の方法でしょうか。Rr や Krと言いますが、本当は VSS当たりの酸素消費量が重要ですが。」
 
「なぜ、容存酸素濃度だけでは、判定できないのですか?」
 
「微生物の呼吸速度が低くなれば、酸素濃度はいつもより高くなるでしょう?」
 
「DOが増えても喜べないという事ですね?」
 
「ええ、それにRrは、とっても便利な使い方があるんですよ。」
 
- 次回へ続く -
 
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